先日、桜まつりのチケットをお作り致しました。
結構手間がかかる『もぎり』の十枚綴りのチケット。
似たようなコーヒーチケットを外注で一回作ったことがありますが、滅茶苦茶なミシン位置で自社で作り直した事がありました。
やはり高品質なものは自分で確認しながら作らないとダメなんだなとつくづく思いましたが、
時間的な事を考えるとコストが馬鹿高い。
しかし、品質重視でいきましょう。お客さんに納得して対価を頂ければ良いのだからと考えております。
薄利多売をモットーに営業活動をいたしておりますのでなるべくお安く提供していく所存です。
そこで桜まつりのチケットを作った時のミシンの組み込んだ活版機のミシン刃をなかなかバラせなかったのですが、
次のミシンの作業が来たのでいよいよバラす時が来ました。
でもバラさなかったのです。
一ヶ月間、寝て起きて寝て起きてしている時に、なにか方法があるように…と考えていました。
そこで閃いてはいましたが、いよいよ動くときがきましたとばかりに、次のミシンを作業する前に
そのミシン位置を利用して台紙を製作いたしました。
ここに来て『新商品開発』(笑)
インクジェット用のミシン目入りの台紙はA4判で結構販売されています。
A4で四列の11段の台紙20枚入り430円くらい。
わたくしがお作りした今回の新商品の台紙は縦のサイズが約300mmで横のサイズが360mmです。
横幅は自由に設定できますので、市販品と比べれば六列になるような感じです。
コート135ですのでそこそこレーザープリンターの発色は良いみたいです。
インクジェットプリンターには不向きです。
縦のピッチは24.5555mmです。
一番上はスペースを取っていますのでホッチキスやクロスも巻けるサイズです。
台紙として販売するならば一枚200円くらいは致しますでしょうかね。
版下を作ってプリントする場合はデザイン製作費がかかります。
わが社ではナンバーも入れることが出来ますので、それはそれは重宝するかなと思ってます。
ミシンが切れやすく深めに入れていますので、破れないように四方のスペースを大きくとっています。
A3以上のプリントが出来る機械での作業になります。
その後は断裁して
ホッチキス止めしてクロス巻いて出来上がりです。
ナンバー入りが決め手です。
縦のピッチは固定ですが、横は自由度が360mm以内ですので色んな組み合わせができますよ。
たとえば横に四面だと24.555x90mmや
五面だと24.555x72mm、
六面だと24.555x60mm、
七面だと24.555×51.4mm、
八面だと24.555x45mm、
九面だと24.555x40mm、
十面だと24.555x36mmです。
しつこいっ!
意外と十面くらいのチケットでもありですね。
見本は24.555x50mmですが。
あんまり表に出すと他の印刷会社さんが真似しますよとかよく言われますが、良いじゃないですか。
思いついたことを共有して行けば。
そんなの普通にやってますよと言う他の印刷会社さんもいるのでしょうから。
小中高校のバザーの時のチケットでも良いですね。例えばこんな感じです。
外注でもお受けいたしますよ。
ある意味デザインや版下作製費が結構かかるんですよね。
お客さん個人が作ってプリントしたのとさほど変わりませんが、ほんちょっとのクオリティーが違うんですよね。
上記のチケットでも版下作製は3000円くらいは必要ですし、枚数が少ないですがプリント断裁仕上げで2000円くらいはかかるかと。
高品質な十連チケットの印刷は愛光社まで!