昨日、急に飲み会になり車を置いて帰った知人が、朝の八時には散歩がてら取りに来られた
送り出して帰る時に会社の玄関に震えている小さな雀
急に冷え込んだからかなと、身震いする雀を見てみると何となく怪我をしている
介抱してやろうかと箱に入れようとしたがなかなかすばしっこい
毛並みというか、羽もなんとなく艶が無い
とりあえず朝陽を浴びて体温を上げたいようなそんな感じ
昨夜の残り物の稲荷ずしを少し温めてスプーンで口元に押し当てた
つっつき食べ始めたか弱い雀
いつになく騒々しい周り
なんとこの雀の家族と思われる雀が三羽くらいが見守っている
『人間が来たぞ危ないぞ』と言っているような騒ぎ方
三羽は目視できた
毛並みが違うでしょ?
小皿に水を入れて再度持って行った
飲んでくれた
二階から見守っていたら
隣の電線にカラスの色より薄いハトがいた
急降下して雀か稲荷を狙って攻撃
つい朝っぱちなのにベランダから『こぉらぁ~』と叫んでしまった…
余りの音響に近づけず退散した
下に駆け下り箒を持って助けに行く
何食わぬ顔で食事中の雀
またしばらく二階から見ていたが太陽の光を浴びて温まっているような感じ
相変わらず周りが騒がしい
こんな小さな雀だけど見守ってくれる家族がいるんだなぁ~
孫を迎えに行くため車の所に行った
お昼前にはもういなかった
あの羽で飛べたのか心配だったが
周りのさえずりもいつの間にか聞こえなくなっていた
もし何かあったら『小さなつづら』しか選ばないように心に誓うわたくしです