大袈裟ですが(笑)
来年のことを言うと鬼が笑うとか言いますが、来年の年賀状は是非とも愛光社へ
早すぎますね(笑)
と言いますのも長年、頭の中で考えていたことがほんの一瞬の出会いで実現いたしました。
熊本市九品寺にあります『ビキナーズレコード』の池田さんのFacebookに掲載された店長の『おしょうゆ』ちゃんの画像を見た瞬間でした。
看板娘?おしょうゆちゃんは招き猫なんです。そのおしょうゆちゃんの缶バッチを新調されるための画像がアップされていたのですが、
この黒い輪郭にイケると思いました。
早速データーを依頼して送っていただきました。
そしてイラレで分版してみました。
左右反転してレーザーで合板を削ります。
2時間40分かかって完成。
もうお解りかと思います。
版画の版を作ってみました。
ある意味、原点回帰。
印刷の原点である凸版を作ってみたかったわけです。
まずはピンク色の鼻と金色の鈴を着色して馬楝で転写です。
そして、寅年にふさわしいラインが良い雰囲気です。
今回、バックの緑のベタは難易度が高いので文字を緑に致しました。
ラストは輪郭である墨版で引き締まります。
特色の四版で構成されています。
絵の具の色を少し変えてみると雰囲気も変わります。
かすれ具合が味があってとてもいい感じです。
流石に一枚ずつ製作していくので手間がかかりますし時間もかかりますが、
想いのこもった良い年賀状が出来るかと思います。
ペイントツールで描かれたデジタルデーターがございましたら是非ともご用命くださいませ。