先日、チラシの仕上げ断裁を行いました。
その昔とある官公庁の担当の方が
『自分たちで製本しているんですけどどうして愛光社さんの印刷物は綺麗に揃っているんですか?』
その答えは
『A4よりも一回り大きい紙に印刷して、製本後に三方を断裁しているんです。』とお答えしたら
物凄く喜んで納得されました。
そうですよね。A4のコピー用紙でプリントして製本して断裁したら小さくなりますし、
その後その部署の地下には簡易式の断裁機が導入されていました。
わが社でも取り扱う紙は小さいのでそんなに大きくはないのですが断裁機はあります。
とある京都の大きい工場で見学させてもらった時に
印刷の仕事よりも断裁の仕事の方が大変だなと思いました。
エアーコンプレッサーのエアーガンを用いて紙をさばいて、
薄い紙を整え揃えながらの仕上げ断ち。
まさしく『神業』でした。紙ゆえに…。
あれは真似できないです。
と言う事でわたくしがせいぜいできるのはA3あたりが丁度よさそうです。
A3大の紙にA4の二面付けした印刷を切る方法としては
長い方をザクッ
ひっくり返して
ザクッ
これで上下の長さは297mmです。
そして、
見当を入れて
ザクッ
設定しているので自動で押し出されてきます。
ザクッ
中空きをザクッと切って
反対向きにして
ザクッと切ったら
二個の出来上がりです。
とても危険な作業ですので注意が必要です。
安全装置は付いていますが用心には用心して断裁いたします。
髪を切りたいときは…。
いえいえ紙を切りたい時は『愛光社』