UD=ユニバーサルデザイン(Universal Design)とは、文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)である。らしい。
一般にはマークや立体的な表現などが多い、またスイッチ関係の表現も万国共通で視覚的に理解できるようになっている感じである。
印刷においてのUDは点字だったり文字の色だったりと視覚に関連するものが多い。
その中でも色弱や色盲の方々に対するものや文字の形状でわかりやすいフォントなどがある。
昔、『ランブルフィッシュ』と言う映画があったが二十歳前のわたくしには理解できなかった。今になってみれば『色盲』の世界を表現した映画だったのかなと理解できる。
自分自身が色に関して普通に見れる場合、あまり気にすることがないが、印刷業として考えた時に対処しなければと考えた。
ある意味『老眼』になって特にそう思ったのかもしれない…。
色を分けにくい方には不都合だったりするのかもしれないが、先天性であればそれが普通であり気にする事ではないのかもしれない。
子どもの頃の検査でわかってもそれがどう違うのかも説明しづらいような気がする。
実際、医学的には14種くらいの色に対する感覚を分類してある。
『青と黒のドレス』と『白と金のドレス』の話もこのあたりの色覚の個人差のようでしたね。
中には見えすぎる人もいるらしく、色が何段階も分かれた色に分別出来る『四色型色覚者』と言う方も存在するらしい。
と言う事は、わが社の壁の色も黄色一色に見えるわたくしと違って、その時の調合の濃度によっての黄色の斑模様に見えてしまう人がいるらしい。
普通の三色型が約100万色ならば、四色型の分ける色の数は1億色以上だそうです。
たとえば上のカラーチャートが何色に見えるかで三色型色覚かどうかは確認できるみたいです。画像データーで適当ですが39色みたいです。
同じ色に見えるのもありますが…
色んな人がいるのは個性ではないでしょうか。
味覚に関しても、本当に美味しいのか、何が美味しいのか、どこが美味しいのかなどでわかれるような気がする。
小さい時からの食生活でも違うという人もいるし、先天的に敏感な人と鈍感な人といるようでもある。
わたくしは辛うじて味覚に関しても、そこそこ理解できるように思う。
家内に関してもお弁当にブロッコリーやプチトマトを入れたりと、子どもが食べないにせよ彩良く食欲をそそるように作ってくれていたように思う。
匂いに関しても個人差がある。
わたくしはかなり敏感で、たまに苦痛な時がある。
匂いの公害はとても辛い。
とか言いながらも『加齢集』を放ちながら生活をしている。
音に関しても差異がある。
音も無段階を人間の感覚として音階で分けてはありますが…。
不協和音に関しても、楽譜通りに弾いたら『気持ち悪い…』と言った人がいた。
少し和音を変えた事もあった。
音痴な人もいれば、音痴だけど楽器は上手い人もいる。
絶対音感で音がとれる人もいれば、音が映像で見える人もいるから凄い。
わたくしは音は少しはわかるが…
次からが問題である。
リズム感があまりないのである…。
手拍子をしていても裏に打ってしまう時がある。
それが気持ち悪い人もいる。自分でも気持ち悪いのですから…
どこで『ンパンパ』とリズムがズレるのか?
カスタネット苦手だったしなぁ…
長年の悩みであった。
しかし、なんとなくそのズレの悩みが解った気がする。
手拍子をしている時にドラムのシンバルの音に反応して『ジャンジャン』 とか手を叩いてしまっているからかもしれない。
昨夜のライブ観てて思いました。
次回、検証してみます。